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大野 英雄; H.Shimotake*
New Mater.New Processes, 2, p.283 - 288, 1983/00
LiCl-KCl系溶融塩を電解質に利用したLi-Al/FeS高温電池は、高性能で軽量のため電気自動車用として現在主としてANLを中心として開発研究がすすめられている。従来の電池は電解質にLiCl-KCl(66.7-33.3mol%)を用いていたが、この電解質の液相温度が425Cであるため、作動温度を450C以上にする必要があった。今回筆者らが開発したLiCl-KCl-LiF(62.7-28.2-9.1mol%)塩は液相温度が397Cであるため、従来の電池の性能が急激に減少する430Cにおいても高性能を維持できることを見出した。この電解質塩はOhno's Saltと名づけられている。
大野 英雄; H.Shimotake*
Proc.Symp.on Lithium Batteries, p.404 - 411, 1981/00
LiAl/FeS系高温電池の性能を決定するパラメータの一つに電池構成材料(活物質,集電体,セラミック性セパレータ,等)の内部抵抗がある。これらの値の実測値はなく、水溶液の結果を用い推算されていた。本論分ではLiAl/FeS系高温電池における活物質ならびにセラミック性セパレータ(BN,MgO等)の有効電気伝導度を、これら物質のPorosityの函数として測定した。Porosityの小さな(密な)セラミック性セパレータ(例えばMgO粉末:Porosity=42%)でも、水溶液の結果から予測される値より大きな有効電気伝導度を示し、工業規模電池への安価なMgO粉末の適用可能な事を証明した。
大野 英雄; 下竹 博*
溶融塩, 23(2), p.117 - 134, 1980/00
石油危機以来、代替エネルギー開発ならびにエネルギーの有効利用が真剣に考えられるようになった。二次電池のロードレベリングならびに電気自動車への利用もその一つである。本報告では、現在米国アルゴンヌ国立研究所(ANL)を中心に開発研究が進められている、リチウム-硫化鉄電池の性能に関し著者らがANLで行った研究内容を中心にのべたものである。